相棒12-1

というわけで、相棒12第1話の感想です。
ネタバレも多少含みますので注意。

「カイトの様子がおかしい」甲斐亨の恋人・悦子から相談を受けた右京はカイトの様子を探るが、彼は動画サイトに気になるものがあるようだった…


まちにまった相棒です。
正座して待ってました。

登場人物について

右京さん、カイト君は相変わらずです。
先生と学生みたいな関係もあまりかわってないかなー。
右京さんが年をとるごとに丸くというか人を諭す傾向がでている気がします。最後の『開き直るんじゃない』というのも昔だったらそんなこと言わずに流していたのでは?
言っても仕方ない人には何も言わない。自分で気づけない人はそこまでだと割り切っている。

亀ちゃんと出会って、尊君と出会って、今に至るうちに変化していったのかな。

そしてなにより三浦さーん。
警部補試験に受かったと思ったら、まさかの降板ですか。トリオがトリオでなくなったらどうするんですか。話の中では、イタミンがようやくツンツンした感じがなくなってきそうだったのに。たまきさんがいなくなるのくらいさみしいです。
体調不良とかではないといいのですが、すごく残念です。
最後のイタミンの顔が全てを物語ってるな。

そして意外だったのが、カイト父。あれ、腹黒かと思ったら意外と信念があってかっこいい。うん。
少しだけ見直しました。

内容について

はじめ電波系に進むのかとちょっとヒヤヒヤしました。関係なくてよかった。

復讐劇というか、人の操り方が今時だなーという感想です。陰謀論者は昔も今もいるとおもうのですが、全国に散っていても今はネットで集めることができる。陰謀論という信念に従えば、自分に都合の悪いことは全て陰謀のせいにできてしまう。すごく楽ですね。そして、人を使う立場からしてもすごく楽。管理しやすいともいえる。

自省もこめて、自分の頭で考えよう。

テンポもよくて、いつもの相棒という感じがよかったです。いい意味での安心感。絶対面白いというね。

総括

秋になれば相棒。というくらい好きなので、新しい話がでるたびにドキドキします。トリック云々より、動機の方に興味があり、そちらがメインだとおもいます。だからこそ、何度みても面白い。結果がわかっていてもね。

というわけで、やはり相棒は面白かった。今年は伏線があるかも楽しみにしてます。