相棒13-1

今年も相棒が始まりました。毎年楽しみなんですが、マンネリ化してきたことは否めないです。それでもみてしまうんですけどね。
今回も初回は2時間ちょいでした。感想にネタバレ含むので注意です。





関連性がないと思われていた事故や殺人の被害者に共通点がみつかった。彼らはスパイの協力者だったのだ。残りの協力者を守るために特命係と内調が奔走する…

1.カイト君

うーん。カイト君が結婚ネタ以外で空気でした。いてもいなくても同じというか。右京さんも今回ちょっと空気っぽかったんですが、もうちょい前に出てほしかったような。

真実は闇の中みたいなところがあるので、ストーリー上あまり前にでてこない方がいいといえばいいんですけど。
なんだか卒業しそうで。
まだまだ相棒としてのカイト君の魅力がでてないです。
もっと右京さんから色々吸収してほしい。右京さんが初めて指名した相棒なんだから。

カイト君は今回親との和解と結婚がテーマ?とりあえずまだ卒業しないでほしいです。

2.ストーリー

スパイの協力者を警察が守る一方で私的制裁を加えるという…スパイ天国と揶揄される日本では本当にありそうで。
特定秘密保護法で揺らいでいる現実となんだかパラレルでした。ドラマの中だとこの法律に賛成に傾きそうです。

連続殺人は加害者が次の被害者になるというすごくシンプルなもので面白かったです。でも、あんなにうまくいくかな?まあそこがドラマですね。

右京さんとカイト君が関与できるのはここまで。

スパイの協力者は国を売りましたが、社さんは国を売ったことになるのでしょうか?スパイを愛してしまったらそれは国を売るのと同じ?
確かに情報を渡したと推定されそうですし、ハニトラなんて情によって情報を得ようとするのだから国を売ったことになるのかな…。

天野室長の国を裏切るなの台詞が痛々しいです。社さんに子供がいることまで知らなかったのだと思いますが、家族を選ぶのか国を選ぶのかなんて選べないですよね。国のための人材を守るために犯した罪にその価値はあったのか。

今回も右京さんはひたすら推理に徹するホームズ役でしたが、また人情味がでてくる右京さんになってもらいたいです。